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ベネクレクスタ+アザシチジンによる治療の進め方

治療スケジュール1,2)

  • ベネクレクスタは、1日1回、食後に、28日間毎日服用し、これを1サイクルとします。
  • アザシチジンは、各サイクルの最初の7日間毎日、皮下注射または点滴投与します。

  • 治療効果やお薬の副作用によって、治療のスケジュールが変わることがあります。
  • ベネクレクスタ+アザシチジンの治療では、悪心や嘔吐を予防するため、治療開始前に制吐剤を使用する場合があります。

主治医の判断で選択されるスケジュール変更の一例を示します。

はじめて副作用が起きた場合1,2)

  • 骨髄抑制という副作用が起きた場合、ベネクレクスタの服用をお休みすることがあります。(骨髄抑制についてはこちらをご参照ください)
  • 副作用が改善したら、お休みの前と同じ量でベネクレクスタの服用を再開します。服用する日数も同じ28日間です。

2回目の副作用が起きた場合1,2)

  • 再び副作用が起きた場合も、ベネクレクスタの服用をお休みすることがあります。
  • 副作用が改善したら、お休みの前と同じ量でベネクレクスタの服用を再開します。服用する日数は21日間に短縮します。

アザシチジン併用時のベネクレクスタの服用スケジュール

  • 治療開始から3日間かけて、服用量を増やします
  • 4日目以降は、同じ量の服用を続けます。

※腫瘍崩壊症候群とよばれる副作用の発現を抑えるために設定されています。
(腫瘍崩壊症候群についてはこちらをご参照ください)

  • 同時に飲んでいる他のお薬の影響やベネクレクスタの副作用などにより、ベネクレクスタの服用量や服用スケジュールが変更される場合があります。

1)「 ベネクレクスタ電子添文(第5版)2021年3月改訂」、
2) 社内資料:海外第Ⅲ相試験(VIALE-A[M15-656]試験)[承認時評価資料]より作成
2)の試験は、アッヴィ、Genentech社からの資金提供等による支援を受けた。

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