主な副作用
(発現頻度10%以上)

下痢
- 主な症状
-
下痢便が出る、お腹が痛くなる、脱力感
下痢は、腸管の粘膜が傷ついたり、腸の動きや腸液の分泌が活発になることなどで生じます。お薬を使うことで症状を軽くすることもできます。

日常生活での対処法
- 脱水予防のため、水分を多めに摂取する。
- 安静にしてからだを冷やさない。
- 衣服やカイロなどで腹部を温める。 など
田村和夫ら(編著):がん患者の症状 まるわかりBOOK,照林社, 2018, p236-237
吉村知哲ら(監修):がん薬物療法副作用管理マニュアル第2版, 医学書院, 2021, p59-70, 105-118
悪心(吐き気)・嘔吐
- 主な症状
-
吐き気がする、胃がむかむかする、嘔吐する
吐き気や嘔吐が続くと、治療を続けることが難しくなります。吐き気を抑える薬を使うことで、症状を予防したり、和らげたりすることができます。日常生活での対処法で改善することもあります。

日常生活での対処法
- においがこもらないように部屋の空気を入れ替える。
- なるべく消化によいものを食べる。
- 少量ずつ、数回に分けて食べる。
- ゆったりとした服装を心がける。 など
国立がん研究センターがん情報サービス「吐き気・嘔吐」
(https://ganjoho.jp/public/support/condition/nausea/
index.html)(2025年2月14日利用)
食欲減退
- 主な症状
-
栄養や水分を十分とれなくなる
病気そのものや治療、からだの症状や心の状態の影響、食事をする環境など、さまざまな原因が考えられます。治療が原因の場合には、治療の内容やスケジュールから症状が出る時期を予測して、食事や日常生活の工夫をしていきます。

日常生活での対処法
- 冷たいもの、のど越しのよいものなど食べやすいものを選ぶ。
- 少量ずつ、数回に分けて食べる。
- 色や盛り付けなど、食事の見た目を工夫する。
- 楽な姿勢で、リラックスして食べるよう心がける。 など
国立がん研究センターがん情報サービス「食欲がない・食欲不振」
(https://ganjoho.jp/public/support/condition/anorexia/index.html)(2025年2月14日利用)
疲労
- 主な症状
-
疲れ、だるさ、やる気が出ない
疲れやすい、気力が出ないなどの症状が現れます。治療の影響や治療薬による副作用など、さまざまな要因が重なって起こると考えられています。

日常生活での対処法
- 無理のない範囲で仕事や家事をする。
- 調子の悪いときは十分休養をとる
国立がん研究センターがん情報サービス
「がんになったら手にとるガイド」
(https://ganjoho.jp/public/qa_links/book/public/
pdf/0_all.pdf)(2025年2月14日利用)

このような症状がみられたら、すぐに医師や看護師、薬剤師に相談してください。