ベネクレクスタ+リツキシマブ
による治療の進め方
慢性リンパ性白血病(CLL)、
または小リンパ球性リンパ腫(SLL)※の
患者さんのうち、下記の方が対象となります。
※ SLLの腫瘍細胞は主にリンパ組織で増加しますが、CLLと同じ種類の細胞です。
ベネクレクスタ+リツキシマブによる治療の進め方
通常、リツキシマブという別のお薬と組み合わせて使われます。
(ベネクレクスタ単独で治療することもあります)

ベネクレクスタの服用量について
- 治療開始から5週間かけて、段階的に服用量を増やします※。
- 5週目以降は、同じ量の服用を続けます。

※腫瘍崩壊症候群と呼ばれる副作用の発現を抑えるために設定されています。
(→腫瘍崩壊症候群についてはこちらをご参照ください)
- 他の病気のためのお薬の副作用や、ベネクレクスタの副作用などによる休薬により、減量や服用スケジュールが変更される場合があります。
投与スケジュールについて
- 1まずは、ベネクレクスタの服用を5週間続けます。
- 26週目からリツキシマブとの併用療法を、最大6サイクル(約半年間)行います。
- 3その後、ベネクレクスタのみの治療を続けます。

- ベネクレクスタは段階的に服用量を増やす期間終了後、病態の悪化などが認められるまで最大2年間服用を続けます(24サイクルまで)。
- リツキシマブの投与は、6サイクルまで行います。


